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【2022年最新】チームマネジメントツールのおすすめ10選|ツール使われないための活用方法も解説!

2022-08-04
By
Kengo Mori
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プレイングマネージャーがほとんどになっている昨今、チームマネジメントのためのツールは欠かせません。

ハイマネージャーも含め、さまざまな会社がツールを提供していますが、
残念なことに「ツールを導入したけどあんまり変わらない」「正直メールや電話だけだったころとやっていることは変わらない」などの声も一定数あるのも事実です。

そこで本記事では、ピープルマネジメントツールの提供から提供後のコンサルティングまで実施しているハイマネージャーが、ツールに使われないためのポイントやおすすめのチームマネジメントツールをお伝えいたします。

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チームマネジメントツールとは|①プロジェクト管理


一言でチームマネジメントツールと言っても大きく2つに分かれ、1つ目がプロジェクト管理ツールになります。

情報をリアルタイムで共有し、データの格納先を集約させ、状況を一覧化させて全体像を掴めるようにするためのツールです。

新しいチームでプロジェクトを推進すると、誰が何を担当しているのかが分からなくなったり、その進捗具合が見えなかったり、どこにファイルが格納されているのかが分からなくなったりします。
また、それを一元化するツールを作る工数も割けなければ、いざ導入しても抽象度がバラバラで意味を成していないこともあります。

プロジェクト管理におけるチームマネジメントツール選びでは、管理職・マネージャーのためだけではなく、メンバーも使いやすいUI/UXになっていることが重要です。

チームマネジメントツールとは|②人材マネジメント


チームマネジメントツールの2つ目のカテゴリが、人材マネジメントツールになります。

人材マネジメントはさらに2つに分かれ、人事部向けのツールと現場向けのツールがあります。

人事部向けには、タレントマネジメントのためのツールです。
入退社の推移や人員配置など、組織全体の管理のために使用します。
部署単位でデータを得ることが多く、組織全体の変化をみることができます。

一方、現場向けには、ピープルマネジメントのためのツールです。
管理職とメンバー、メンバー同士が滞りなくコミュニケーションが取れ、それがデータとして蓄積され、人事制度・目標設定との関連が見えることが、従業員のエンゲージメントに繋がるツールのことです。

タレントマネジメントと比較して、1on1や日報やフィードバックなど、日常的なコミュニケーションに強いのが特徴です。
人材マネジメントのツールは人事部向けをイメージされる方が多いのですが、部署単位でこそ活用できるのがピープルマネジメントです。

チームマネジメントツールを上手に使うには、「どうなりたいのか・何が課題なのか・誰がどうやって取り組み解決するのか」を明確にしてメンバーに丁寧に説明する必要があります。

そうでなければツールとして機能しないうえに、「仕事が増えた」とむしろメンバーから反発を生むことにもなりかねません。

では、目的と課題を明確にするためにはどうしたらいいのでしょうか?
改めて、管理職・マネージャーの役割を考えていきます。

PM理論からみるマネージャー・管理職の役割とは

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PM理論とは、社会心理学社の三隅二不二さんが1966年に提唱したリーダーシップ理論です。

リーダーシップを「パフォーマンス(Performance)」と「集団維持機能(Maintenance)」の二側面に分けました。
パフォーマンス(Performance)とは、組織・チームの目標達成をさせる力を指します。
集団維持機能(Maintenance)とは、組織・チームを良好な人間関係のもとに運営する力を指します。

これらを4象限で表すと下記のようになります。
(イメージしやすいように、営業部を想定して一例を記載します。)

pm(PもMも低い):
目標を達成させる能力も、人間関係の維持能力も低い
例)営業数字や顧客満足も低く、退職率も低い。数字を達成しないことが普通になっている。
Pm(Pは高いがMは低い):
目標を達成させる能力は高いが、人間関係の維持能力は低い
例)営業数字は高いが、社員は疲弊しきって退職率が高い。属人化していてナレッジが引き継がれていかない。
pM(Pは低いがMは高い):
目標を達成させる能力は低いが、人間関係の維持能力は高い
例)営業数字は低いが、社員同士の仲は良好。優秀な人ほど退職し、そうでない人が滞留する傾向がある。
PM(PもMも高い):
目標を達成させる能力があり、人間関係の維持能力も高い
例)営業数字も高く、社員同士の仲も良好。適度な緊張感や達成感があり、より飛躍していける。

ご自身や組織のマネージャーはどのスタイルでしょうか。

スタイルでチームマネジメントが変わってくることは想像できると思います。

仮に今は理想型でなくても、ツールを導入することでPもMも高いリーダーシップスタイルを形作ってくれることもあります。

パフォーマンス(Performance)を上げるツールに必要なこと


まずは、管理職・マネージャーの管理のしやすさです。

適切な業務管理ができなければ、情報共有のためのミーティングが増え、手を動かす時間が減ります。
また、報告資料の業務が増えますし、資料が増えると紐付いている資料が分からなくなり、ヌケ・モレが発生します。

WBS、ガントチャート、課題管理、MTG管理、工数管理、目標管理など、これらが見やすく、紐づいているものがおすすめです。

次に、メンバーからの扱いやすさです。

メンバーが利用するのは、Todoリスト、コミュニケーション、進捗管理といった個人管理です。ですので、シンプルさが大切です。
入力する項目が増えれば詳細に管理できますが、メンバーの工数が増えるので敬遠されがちです。

おすすめのチームマネジメントツール5選|プロジェクト管理ツール視点


ここからは、おすすめのチームマネジメントツールをご紹介いたします!

チームマネジメントツールには、「プロジェクト管理」と「人材マネジメント」の視点があると前述しましたが、まずは「プロジェクト管理」の視点でおすすめのツールを5つご紹介します!

おすすめのチームマネジメントツール①|Asana

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運営企業:Asana Inc
URL:https://asana.com/ja?noredirect=
初期費用:0円
月額費用:0円/月〜

Asanaは世界中で使用されているタスク管理ツールです。
視覚的に分かりやすいデザインが特徴的で、直感的に使用できます。

数値目標を入れられるので、一つひとつのタスクの進捗まで管理できます。分析するときにも、タスクごとにみたり担当者ごとに見たりなど、チームマネジメントには有難い機能です。

おすすめのチームマネジメントツール②|Redmine

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運営企業:なし
URL:https://www.redmine.org/projects/redmine
初期費用:0円
月額費用:0円

Redmineはすべての機能を無料で利用できる、オープンソースソフトウェアのプロジェクト管理ツールです。
世界中でも非常に認知度が高く、使い方を説明してくれているサイトがたくさんあるのも有難いです。

ガントチャートやWikiなど、プロジェクト管理には欠かせないツールが簡単に作成できます。
オープンソースということもあり、エンジニアには非常に使い勝手の良いツールになっています。

おすすめのチームマネジメントツール③|クラウドログ

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運営企業:株式会社クラウドワークス
URL:https://www.innopm.com
初期費用:0円
月額費用:要お見積り

クラウドログは、シンプルな使いやすさが売りのプロジェクト管理ツールです。

Googleカレンダーと連携して工数を管理することができるので、慣れ親しんだ方も非常に多く、スムーズに現場へ浸透できます。
損益や経費精算といった数字にも強いですので、メンバーに漏れがちな費用対効果を意識させることにも繋がるかもしれません。

おすすめのチームマネジメントツール④|backlog

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運営企業:株式会社ヌーラボ
URL:https://backlog.com/ja/
初期費用:0円
月額費用:2,640円/月(税込)〜

backlogは、個人のタスクよりもプロジェクト管理を重視した管理ツールです。

プロジェクト管理でよく使われるガントチャートや課題管理がすぐ作れます。
また、問題が起きたときのためのバグ管理やバックアップなどで使われるバージョン管理までできます。

プロジェクト経験がなくても、backlogがあれば基本的なプロジェクトの進め方は分かるかも知れません。

おすすめのチームマネジメントツール⑤|Project Director

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運営企業:株式会社大塚商会
URL:https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/product/project-director/?02=82_tab
初期費用:要お見積り
月額費用:要お見積り

サービス業向けのプロジェクトマネジメントツールです。

システム開発などではなく営業・販売向けとなっており、案件の見込み状態〜受注後の手配〜進捗〜計上までを一貫して対応できます。
原価や工数の管理もできるため、どこに課題があるのかがすぐに分かるようになります。

おすすめのチームマネジメントツール5選|人材マネジメント視点

次に、「人材マネジメント」の視点でのチームマネジメントツールを5つご紹介します!

「人材マネジメント」の視点でのチームマネジメントツール選びでは、①人事評価と連動させることが可能か、②社員同士のコミュニケーションが促進されるか、③集めた人事データを分析することができるか、を意識するようにしましょう。

おすすめのチームマネジメントツール⑥|HiManager

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運営企業:株式会社ハイマネージャー
URL:https://himanager.me
初期費用:0円
月額費用:¥1,500円/1人(税別)〜

HiManagerは、弊社が提供しているピープルマネジメントツールです。
人事制度評価のコンサルティングやOKRの導入支援もしている弊社ですので、それらが連動する仕組みにしています。

各社の評価制度にあわせてカスタマイズができます。

さらには、ポジティブなコミュニケーションが促進される仕組みにしています。
行動を見える化させ、メンバー同士で称賛を送り合うことができます。
それがデータとして蓄積されていくので、普段の1on1や評価面談でも使用できます。

最後に、誰にでも使いやすい分析が可能です。
週ごとに質問することでメンバーの状態を客観的にみることができます。
他のチームマネジメントツールでは3〜5択からメンバーが選べるものもありますが、心配をかけたくないメンバーが”元気”を選択してしまうこともあります。

そのため、正しいデータが蓄積されるように工夫が必要です。
そんな中、HiManagerでは質問のカスタマイズも簡単にできるため安心です!

おすすめのチームマネジメントツール⑦|Co:TEAM

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運営企業:株式会社O:(オー)
URL:https://coteam.jp
初期費用:100,000円〜
月額費用:¥1,000円/1人(税別)〜

Co:TEAMは、ハイマネージャーと比較的近く、日常的なコミュニケーションを重視しているピープルマネジメントツールです。
「目標」「評価」「1on1」「フィードバック」を重視しており、現場向けなことが伺えます。

おすすめのチームマネジメントツール⑧|Wistant

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運営企業:株式会社フルート
URL:https://www.wistant.com
初期費用:要お見積り
月額費用:¥980円/1人(税別)〜

Wistantは、「マネジメント変革が組織を良くする」というサブタイトルにもある通り、マネージャーの状態可視化に強みがあるピープルマネジメントツールです。

また、メンバーが自分自身の「マイボード」を作ることができるのも特徴的です。
セルフマネジメントをすることが社員の自己成長を促し、1on1でマネージャー・管理職がサポートもできます。

おすすめのチームマネジメントツール⑨|Goalous

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運営企業:株式会社Colorkrew
URL:https://www.goalous.com/intl/ja/
初期費用:要お見積り
月額費用:¥30,000/月(税別)〜

Goalousは、メンバー同士のコミュニケーションを活発化させ、エンゲージメントを高めることを重視した目標管理型のチームマネジメントツールです。
その特徴はツールよりも、会社の説明をした方がイメージが伝わるかもしれません。

株式会社Colorkrew(カラクル)は「たのしい!をうみだしとどける」ことを理念にしています。また、バリフラットモデルという役職・部署・階層・情報格差を無くしたフラットな経営体制が取られているようです。

そんなカラクルが運営しているGoalousだからこそ、メンバー同士のコミュニケーションが活発化し、自分で学びとったり学びあったりできるツールを開発できたことが分かります。

おすすめのチームマネジメントツール⑩|Kakeai

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運営企業:株式会社KAKEAI
URL:https://kakeai.co.jp
初期費用:100,000円〜
月額費用:要お見積り

Kakeaiは、1on1に特化したピープルマネジメント支援クラウドシステムです。
”上司ガチャ”という言葉ができるくらい、世間では管理職のマネジメントスキルには当たり外れがあると感じられているようです。

Kakeaiではその差をシステムで無くそうとされています。

例えば、面談前に上司に期待する対応として、「アドバイスがほしい」「話を聞いてほしい」などを選択することができます。
事前に部下からの期待が分かるので、上司側も対応方法が分かります。
そうすれば、部下側から1on1の依頼をする企業風土になっていくことが期待されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はチームマネジメントツールに使われないための活用方法を解説してきました。
HRtechは費用対効果が見えづらいですし、ツールは触ってみないとイメージがつきづらいかと思います。

少しでも気になることがあれば、お気軽にご連絡ください。

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