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【2022年最新】パルスサーベイにおすすめのツールは?導入効果や注意点も解説!

2022-10-25
By
Kengo Mori
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従業員に対するストレスチェックの義務化をはじめとしたメンタルケアの必要性が高まっている昨今、従業員満足度の向上への取り組みとして、「パルスサーベイ」が注目されています。

パルスサーベイは短スパンで従業員の満足度や心の健康度を調査する手法です。
短スパンで調査することで心の変化に気付けるため、早く対策を打てることから、導入する企業が増えてきています。

本記事では「パルスサーベイ」の導入効果や注意点、おすすめのツールについて解説していきます。
従業員の満足度向上につながるヒントになるため、従業員のメンタルケアについて悩んでいる方は、是非ご覧ください。

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パルスサーベイとは

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パルスサーベイとは従業員満足度調査の手法のひとつです。
従業員に対し、1週間〜1ヶ月の短いスパンで簡単な10問程度のアンケートを実施します。

回答からポジティブな部分やネガティブな部分を発見することで、従業員満足度がわかる手法です。

同じ質問を繰り返すため、基本的には毎回似た回答になりますが、従業員に異変があった場合は普段と異なる回答になります。
1回の回答にかかる時間が少なく、業務に支障をきたすことも少ないため、近年注目されています。

パルスサーベイの目的と背景

パルスサーベイの目的は、従業員満足度を把握し、改善につなげることです。
従業員満足度を上げることで、従業員一人ひとりのモチベーションも上がり、生産性向上につながります。

近年ではSNSを中心に企業の特徴が見えるようになったことから、企業での「働きがい」について注目が集まっています。
そのため、従業員満足度が低い企業は離職率が上がることになり、その対策としてパルスサーベイが注目されはじめたというわけです。

パルスサーベイを導入するメリット

パルスサーベイを導入するメリットは以下の3つです。

・従業員の変化にリアルタイムで気付ける
・従業員の負担にならない
・対策の効果検証の結果がすぐにわかる

短いスパンで状況を把握するため、従業員の変化にいち早く気付けます。
気付いた変化に対して適切にフォローできれば、モチベーションアップにもつながります。

一般的な満足度調査の場合、数十問の質問があるため回答に時間が掛かり、業務に支障をきたしていました。
パルスサーベイは質問数が少ないため、従業員の負担になりません。

短いスパンで状況把握ができるということは、対策の効果検証の結果もすぐにわかります。
そのためPDCAサイクルを高速で回すことにもつながり、改善ペースも上がります。

パルスサーベイ実施の流れ

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パルスサーベイは以下の流れで実施します。

①テーマと目的を決める
②目標とKPIを設定する
③対象者と期間を決める
④ツールと使い方を決める
⑤従業員に目的と使い方を周知する
⑥パルスサーベイ実施
⑦データから状況を把握する
⑧課題を抽出し、対策を決める
⑨対策を実行する
⑩効果検証を行う

テーマ決めとKPIの設定は忘れがちな項目です。
テーマを決めることで、パルスサーベイを導入した目的を見失いません。

また、KPIの設定も重要です。
達成状況を定点観測することで、目標に対する進捗や軌道修正も可能になります。

パルスサーベイを運用する際の注意点

パルスサーベイを運用する場合、以下の注意が必要です。

・短スパンでの調査に分析が追いつかない
・形骸化され、現場が不信感を持つ
・運営側の負担が増加する

パルスサーベイは短スパンでアンケートを実施しますが、収集したデータの分析をする前に、次の実施日がくることも珍しくありません。
そうなった場合、アンケートをしているだけという状態になってしまいます。

データの分析ができない場合、アンケートを受ける従業員から見ると、毎回同じ質問に答えるだけの形骸化された作業になります。
それどころか、何のためにやっているのかと不信感を持つ可能性もあるのです。

また、パルスサーベイの運用には工数が掛かります。
業務量を調整せずに導入した場合、単純に業務量が増えるだけになるため、運営側に不満が溜まることになります。

このような注意点をどうやって回避していくのかが、パルスサーベイを成功させるポイントです。

パルスサーベイを成功させるポイント

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パルスサーベイを成功させるには、以下のポイントを押さえていくことがカギとなります。

・質問数や質問項目を精査する
・結果の共有範囲を明確にする
・プロジェクトチームを立ち上げる
・ツールを有効活用する

質問数や質問項目を精査することで、アンケートを受ける従業員の心理的負担を下げることも有効です。
データを集めたいことから質問数が増え、従業員の負担が増えてしまうケースもあります。
逆に質問数が少なすぎても、分析が困難になります。1回で3分以内に回答できる質問数が理想です。

質問項目は以下の項目があれば良いでしょう。

・従業員幸福度に関する項目:やりがい・評価・人間関係・健康・設備
・経営理念に関する項目:理念が浸透しているか
・業務に関する項目:業務量・業務内容

結果の共有範囲を明確にすることも大切です。
上司だけが結果を把握するのか、チーム内で共有するのかによって、従業員の回答も変わります。
事前に結果の共有範囲を説明し、従業員と共通認識を持ったうえで運用しましょう。

パルスサーベイに特化したプロジェクトチームを立ち上げることで、運営側の負担を減らせます。
従業員からみても、プロジェクトチームが立ち上がれば会社として動いていることを感じやすいため、有効な手段であるといえるでしょう。

また、パルスサーベイに特化したツールを導入することも運営側の負担を減らす有効な手段です。
次からはパルスサーベイの運用におすすめのツールについて紹介していきます。

パルスサーベイでおすすめのツール①|HiManager

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初期費用:なし
月額費用:最低30,000円/月(プラン・利用数によって変動あり)
URL:https://himanager.me/
運営企業:ハイマネージャー株式会社

「HiManager」は、集計と分析から目標に対する進捗状況まで見える化できる、パルスサーベイの運用に必要な機能を揃えたプラットフォームです。
2週間の無料トライアルもあるため、導入前の検証も可能です。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・質問のカスタマイズ機能
・質問の集計と豊富な分析軸による分析機能
・従業員の調子を見える化
・従業員の目標達成度を見える化
・メモ機能により、フィードバック内容の確認が可能
・評価方法のカスタマイズ機能

パルスサーベイでおすすめのツール②|テガラみる

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初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
URL:https://tegara.tegaramill.co.jp/
運営企業:株式会社テガラミル

「テガラみる」は、従業員のコンディションの把握に優れたアプリケーションです。
心のコンディションが「天気」で表記されるため、リアルタイムで変化が把握できます。

タイムラインでのスタンプやコメント機能を活用することで、コミュニケーションも活発になり、離職率低下にもつながります。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・心のコンディションを「天気」で表したわかりやすいインターフェイス
・コミュニケーションを活発にするスタンプ機能
・掲示板
・アラート機能

パルスサーベイでおすすめのツール③|モチベーションクラウド

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初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
URL:https://www.motivation-cloud.com/
運営企業:株式会社リンクアンドモチベーション

「モチベーションクラウド」は国内最大級を誇るデータベースを活用し、組織改善を支援するサービスです。

アンケートは、スマートフォンやタブレットからも回答できるため、従業員の負担も軽減できます。
コンサルタントが組織変革に対するアドバイスまで提供するサービスもあります。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・データベースは国内最大級
・スマートフォンやタブレットからも回答可能
・わかりやすい数値で組織状態を見える化
・モニタリング機能やフィードバック機能
・改善状況を見える化
・コンサルタントのサポートサービス

パルスサーベイでおすすめのツール④|Geppo

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初期費用:最低利用期間(申し込み期間)は半年
月額費用:20,000円/月(プラン・利用数によって変動あり)
URL:https://www.geppo.jp/
運営企業:株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー

Geppoは、個人の課題と組織の課題を見える化することで、本質的な働き方改善をサポートするサービスです。
従業員のコンディションが把握できるため、テレワークで顔が見えにくいことによるマネジメント面での不安を解消できます。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・コンディション変化発見ツール
・豊富なダッシュボード機能
・わかりやすいレポート
・運用スタートから分析まで、サポート体制が充実

パルスサーベイでおすすめのツール⑤|MotifyHR

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初期費用:330,000
月額費用:440円/月(1人当たり)
URL:https://motifyhr.jp/
運営企業:株式会社アックスコンサルティング

「MotifyHR」は、従業員の働きがいや満足度を見える化できるサービスです。
満足度を会社全体や部門単位、個人単位といったさまざまな単位でグルーピングできます。
満足度が低下した従業員の早期発見が可能なため、離職率低下にも効果があります。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・従業員の気持ちがリアルタイムで把握できる
・満足度をさまざまな単位でグルーピング
・改善ポイントをすぐに抽出可能

パルスサーベイでおすすめのツール⑥|SMILE SCORE

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初期費用:なし
月額費用:5,500円/月(プラン・利用数によって変動あり)
URL:https://smilescore.co.jp/
運営企業:SMILE SCORE株式会社

「SMILE SCORE」は、1on1での感情コミュニケーションツールです。
スマイルスコアによって従業員の気持ちを把握できることで、コミュニケーションの取り方に気を付けることができます。
コミュニケーションの取り方が変わることで、従業員満足度も上がり、離職率の低下にも貢献します。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・スマイルスコアで感情の変化に気付ける
・チームスコアでチーム単位のスコアを把握できる
・チャット機能
・スマイルスコア上でメモが残せる

パルスサーベイでおすすめのツール⑦|wellday

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初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
URL:https://wellday.jp/
運営企業:株式会社wellday

「welldayテキスト」は、SlackやTeamsと連携し、取得したデータから従業員満足度をスコア化するプラットフォームです。
AIが言語データを使用して従業員満足度を分析するため、アンケートを実施する必要がありません。
改善マニュアルがあり、スコアが悪化した従業員への対策の検討に役立ちます。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・SlackやTeamsとの連携
・言語データからAIが従業員満足度を分析
・問題解決用の改善マニュアルを提供

パルスサーベイでおすすめのツール⑧|wevox

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初期費用:なし
月額費用:300円/月(1人当たり)
URL:https://get.wevox.io/
運営企業:株式会社アトラエ

「wevox」は、リアルタイムでの従業員満足度の見える化が特徴のサービスです。
従業員ごとに最適な質問をAIが自動配信し分析もリアルタイムで行うため、変化を逃さずキャッチできます。
SlackやLINE WORKS、workplace、Eメールといったコミュニケーションツールと連携してアンケートに回答できるため、場所を問わずにサーベイができます。

⇩⇩⇩特徴⇩⇩⇩
・AIによる質問自動配信とデータ分析
・リアルタイムな集計と分析
・コミュニケーションツールとの連携

パルスサーベイツールを使って従業員満足度を上げよう

パルスサーベイは短スパンで従業員満足度や心の健康度を調査する手法です。
しかし、運用方法を精査せずに実施した場合、形骸化した作業になってしまい、運営側の負担も増えるだけになります。

そのためにはプロジェクトチームを立ち上げ、会社としてパルスサーベイに取り組むことが重要です。
また、パルスサーベイツールを使用することで、運営側の負担が減らせます。

自分たちに適したパルスサーベイツールを使い、従業員満足度の向上につなげましょう。

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