-OKR導入のメリットは?
主に3つございます。
1つ目は、アライメントです。アラインメントとは具体的には、目標の可視化、そして繋がり分かる事によって一体感や、目標に対する納得感が高まります。
2つ目は、リアルタイムです。変化の激しい時代においてより高速でPDCAを回していく事が必要となります。その上で、OKRは四半期ごとに設定している会社が多く、目標設定がより高頻度になり、また週次での振り返りも行うため、変化に柔軟に対応が可能です。
最後はミッションドリブン/チャレンジングとなります。
OKRでは、出来るだけ高い目標を立てそこに向かっていく事が推奨されます。高い目標を立てる事によって、よりイノベーションを生み出しやすく、新しい成果を生み出しやすくなります。
OKRについて詳細にまとめた記事はこちら
【必読1万字】これさえ読めば万事解決。OKRパーフェクトガイド。
日本のOKR運用はムーンショットにこだわり過ぎている?日本企業が良く陥るOKRの罠。
-1on1導入のメリットは?
大きく分けて3つございます。
1つ目は、カウンセリング的な要素となります。具体的には、従業員エンゲージメントの向上や心理的安全性の向上となります。困っている点や、悩んでることを話し合っていく事で、悩みの解消が可能です。
2つ目は、マネジメント的な要素となります。1on1を通じたリアルタイムフィードバックを通じて、目標達成の支援が可能です。
最後は、コーチング的な要素となります。生産性向上となります。目標達成支援やキャリアの支援等を行う事が可能です。
1on1に関して詳細にまとめた記事はこちら
1on1の方程式。「部下が求める」×「普段話せない会話」×「カウンセリング・コーチング・マネジメント」
-1on1は他社はどれくらい行っているのか
おおよそ2週間に1回、または週次で行っている会社が多いです。大企業さんですと月1回等もありますが、スタートアップであれば、週1回行っているところが多いです。
-コーポレートチームのOKRはどのように設定すればいいのか?
コーポレートチームのOKR設定方法は、主に3つあります。
1,目標をムーンショットではなくルーフショットに設定する
ムーンショットとは「月にまで届くショット」という名が示す通り、とてもチャレンジングな目標のことです。達成率は60%~70%で成功とみなします。
一方、ルーフショットとは「屋根に届くまでのショット」を意味し、難しいが達成可能な目標のことを指します。達成度は100%を目指します。
コーポレートチームでは、ムーンショットのようなとてもチャレンジグな目標を設定せず、ルーフショットの目標を設定して通常の目標より少し高い目標の達成を目指す設定のやり方があります。
2.ルーフショットとムーンショットの両方を設定する
例えば、KRを3つ設定した場合、2つはルーフショットの目標に設定し、3つ目をムーンショットに設定するやり方です。
チャレンジングな目標を追いながら、達成可能な目標の100%達成を目指します。
3.OKRはムーンショットで設定し、通常のタスクは別指標で管理する
OKRはムーンショットで設定し、通常業務やルーティング業務は別の指標(例えばKPI)で管理します。OKRとコミットメントする業務を分けて目標設定する方法です。
それにより、OKRではあくまでチャレンジグな目標を目指して、組織や個人の成長を促進させていきながら、しっかり日々の業務も管理することができます。