-従業員エンゲージメント向上によってどのようなメリットがあるか
エンゲージメント向上によって、離職率の向上と生産性の向上の実現が過去のリサーチによって証明されております。
-逆にデメリットはあるか
エンゲージメント向上自体にはデメリットはございませんが、エンゲージメント向上にあたって経営層含め、向上にコミットしていく必要があるため、一定のリソースの確保及びコミットが必要になります。
-従業員の声を聞くという事は、従業員に迎合しているという事ではないか
従業員に迎合しているというと言葉としては聞こえが悪いですが、日本の少子高齢化や雇用の流動性の高まりを踏まえると、今までの会社が従業員を選ぶ時代から、従業員が会社を選ぶという時代に変化していると考えております。
そのため、従業員の声を聞いて、従業員がより働きやすく、生産性が高まり、また離職が低い職場を作っていく事が、ビジネスの継続的な発展のために必要であると考えております。
-サーベイによって状況が分かったとして、その後どのように取り組んでいけば良いか
弊社ではエンゲージメントの領域を8つの領域で分類しておりまして、こちらの定量的なスコアと定性的なコメントを基に現状のエンゲージメント状況の原因を特定し、その上で適切な施策を立案しております。
-取り組みによって効果が出るまで、どれくらいの期間がかかるか
会社規模にもよりますが、エンゲージメント向上までは以下の流れとなっており、おおよそ半年から1年近く必要となります。
- サーベイによる現状の把握
- 原因の分析
- 打ち手の立案
- 打ち手の実施
クライアント事例は以下となっております。
エンゲージメントを可視化して、皆でキャリアをサポートできる組織へ【三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社様】
エンゲージメントスコアの可視化で、社員が働きがいのある企業へ。【Zens株式会社様】
-取り組みに必要な労力/工数はどれくらいか
上記の原因や打ち手にもよりますが、多くの会社にてマネジメントの改善を伴う事が多く、経営層やマネージャー/リーダー層のコミットが必要になります。
-マネージャーのコミットが必要との事で、マネージャーは余計に忙しくならないか
マネジメントを変えていく上で(1on1の実施等)、最初はマネージャーの工数負荷は多くなります。
しかしマネジメントの変革によって、部下の主体性があがり、部下のパフォーマンスをより引き出す事ができるので、最終的にはマネージャーの負担が減り、よりマネジメントにフォーカスする事ができる会社が多くなっております。